出生前診断について（NIPT・羊水検査）

12週検診で赤ちゃんに首の後ろのむくみ（NT7.3ｍｍ）を指摘されたので、出生前診断について調べました。

存在はなんとなく知っていましたが、自分がその検査をするなんて思ってもいませんでした。

NIPIと羊水検査の違い

NIPT（新型出生前診断）
・非確定検査
・陽性が出た場合、確定させるには羊水検査が必要
・母体の血液で調べられるので検査による流産・死産の可能性はゼロ
羊水検査（出生前診断）
・確定検査
・これだけで結果が確定する
・お腹に針を刺して羊水を採取し染色体の確認をする
・直接お腹に刺すので、わずかながら破水、出血、早産のリスクあり
・流産・死産の確率は、約1/300（0.3％）
※流産・死産については自然流産・死産の確率とあまり変わらないそうです。

引用元：NIPTと羊水検査の違い | 新型出生前診断（NIPT）のGeneTech株式会社

検査を受けるか受けないか、受けるならどちらを受けるか。

NIPTは赤ちゃんに影響がない、けど100％ではない。万が一陽性だった場合、羊水検査が必要。なら、最初から羊水検査をした方がよいのか。

けど、羊水検査は少しでもリスクがある。万が一検査の結果何かあった場合、悔やんでも悔やみきれない。

ただ、ほんの数パーセントでもリスクがあるなら、やっぱり羊水検査は怖い。

何か異常があるなら赤ちゃんのことは知っておきたい。

でも、万が一陽性だったら？あきらめるの？

おなかの中で頑張って成長してるのに？？

なら知らない方がいいのか。

答えは出ません。

NT再検査（１２週５日）

紹介してもらった市民病院で検査です。

NTの計測は、専門資格を持ったドクターでないと正確に測れないそうです。

転院した病院にはその専門資格を持ったドクターがいて、時間をかけて詳しく調べてくれました。

エコーでは手や足がみて分かるまで成長していて、ちゃんと人間の形になっているんだなぁとしみじみ。

結果は…

バッサリ！！！

バッサリ切られました！

受けるかどうかは次回の診察までに決めることにしました。

前回から5日しかたっていないのに7.3ｍｍから3.4ｍｍと半分になるのが不思議でしたが、そうゆうこともあるそうです。最初に測ってくれたドクターはNTの資格を持っている方ではないので少し誤差はあるかもしれませんが、12週で7ｍｍほどあった。という事実は変わりません。

NT再再検査（１３週４日）

NT3.2ｍｍ。

前回のドクターが急遽見れなくなって、違うドクターに見てもらいました。

NTの数値は少なくなっているけど、そうゆうもんだと言われました。

NIPTの話をしたら、肯定も否定もしない感じ。

ドクターによって考え方が様々なのですね。

出生前診断を受けるかどうするか

NIPTを受けることに決めました。

赤ちゃんのことを考えたら、自分のテリトリーに針が入ってくるのは嫌だよなと。

それと、羊水検査は、羊水の量などの関係で15週以降でないと受けられません。それまでこのモヤモヤした気持ちで過ごせるのか。と考えたときに。精神安定上、NIPTにしようと。

出生前診断は賛否両論ありますよね。

命の選別だとか。

今のNIPTはかなり技術が進んでいて、精度99.9％とうたっている会社もあります。しかし、確定ではない。陽性だった場合、羊水検査を受けた方がよいのですが、NIPTで陽性だったからとそのまま諦めてしまうママも多いようです。

また、十分なカウンセリングや説明がないまま検査をする会社も多いようで問題になっていますね。

わたしは、赤ちゃんの状態を知る権利はあると思います。

正直、もし染色体異常の子だったら、育てられるのか。不安で仕方ありません。あきらめたくなる気持ちもあります。というか、妊娠前だったら、自分には無理と諦める選択肢しかなかったと思います。

ただ、実際におなかの中で動いている赤ちゃんをみると、気持ちは変わってきます。

妊娠中に分からなくて生まれてから分かったら、諦める選択肢はもちろんありません。

たまたま生まれる前に分かったから、その子を諦めるのか。

ここに何か心に引っかかる矛盾を感じました。

ダウンちゃんを育てている方のブログや、それ以外の染色体異常の子を育てている方のユーチューブなど、いろいろ見て、気持ちは変わっていったのです。